疥癬はヒゼンダニによる感染症で、ヒトの皮膚の角質層に寄生することによって発病します。日本皮膚科学会が2007年に発表した「 疥癬診療ガイドライン 」※において、その診断は
の3つを勘案して行うとしています。特に顕微鏡検査やダーモスコピー検査などでヒゼンダニが検出できれば「確定診断」となります。
※石井 則久ほか、日皮会誌.117:1-13.2007
疥癬は確定診断(ヒゼンダニの検出)が難しい病気です。確定診断をつけるために一番重要なことは、疥癬の疑いを持つことです。ここで紹介している問診・触診、視診のポイント、臨床症状、特に疥癬トンネルの見つけ方、検出方法のポイントなどを参考にして、ヒゼンダニの検出に努めてください。