外用剤の塗り方

疥癬の治療で用いる外用剤には、イオウ剤、クロタミトン※1、安息香酸ベンジル※2、ペルメトリン※2、γ-BHC※3などがあります。
保険適応外の薬剤を使用する場合には、患者さんや代理の方からインフォームドコンセントを文書で取得しましょう。
また、外用剤を塗るときは「手袋」を着用しましょう。

※1:保険適応外(ただし、保医発第0921001号により適応外使用が審査上認められている)
※2:国内未承認
※3:2010年4月1日より化審法により使用が制限されています。詳しくは経済産業省HPをご覧ください。
   http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/kasinhou/h21kaisei_matome.html

疥癬感染予防対策

「外用剤の塗り方~通常疥癬~」を見る(再生時間 00:26)

疥癬感染予防対策ムービー「外用剤の塗り方~通常疥癬~」

通常疥癬

首から下の全身に隙間無く塗りましょう。

塗り残しが無いように注意し、手や足の指の間、爪のまわり、外陰部にもしっかり塗りましょう。
症状の無い部位にも塗ることが大切です。

乳幼児や高齢者の場合の外用剤の塗り方イメージ

乳幼児や高齢者の場合では、
顔や頭にも外用剤を塗りましょう。

首から下の全身に隙間無く塗るイメージ

角化型疥癬

顔や頭も含めた全身に隙間無く塗りましょう。

塗り残しが無いように注意し、手や足の指の間、爪のまわり、外陰部にもしっかり塗りましょう。
症状の無い部位にも塗ることが大切です。

顔や頭も含めた全身に隙間無く塗るイメージ

角化の強い部位に融解作用のある薬剤を塗ります。

薬剤を浸透させるために、手袋やビニール袋などで覆うことが有効です。
爪疥癬を併発している場合では、患者さんが他の部位を指先で掻くことでさらに感染したり、疥癬が再発することがあります。他の部位への感染を防ぐためにも、手袋やビニール袋で覆うことは有効です。

角化の強い部位に融解作用のある薬剤を塗るイメージ

厚い角質はブラシなどで除去しましょう。

角質が厚く付着している部位では、ブラシやナイロンタワシなどを使って角質を除去することで、外用剤の治療効果が高まります。
爪疥癬を併発している場合、爪もブラッシングしましょう。角質が飛び散らないように温水中でブラッシングしましょう。

厚い角質はブラシなどで除去するイメージ

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