疥癬対策マニュアル|監修:九段坂病院 皮膚科顧問 大滝 倫子 先生・国立感染症研究所ハンセン病研究センター センター長 石井 則久 先生

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効果が不十分な場合、薬剤の変更の前に適切な治療が実施されているかを確認することが大切である。治療の見直しを行った上で、薬剤の変更や併用を考えるべきである。

  • 本当に疥癬であるか/かゆみや皮疹、結節だけが残り、治療を継続していないか確認する。
    かゆみを訴える患者に対し、ヒゼンダニを確認することなく疥癬の治療をしていないか。疥癬が治癒しているのにヒゼンダニの存在を確認せず、疥癬の治療を続けていないか。
  • 治療期間や間隔は適切であるか確認する。
    ヒゼンダニのライフサイクルを考えて殺ダニ効果のある薬剤を使用しているか。
  • ピンポン感染を起こしていないか確認する。
    患者の治療が成功していても、他の患者や潜伏期間にある患者、家族などから再感染していないか。
  • 爪疥癬に適切な対応をしているか確認する。
    爪にヒゼンダニがいないか、外用剤を爪に使用しているか、爪白癬と鑑別できているかなどを確認する。

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